春風萬里荘にて
北大路魯山人の住まいだった「春風萬里荘」
鎌倉から笠間に移築されたもの。
春風・・という文字がその名についてますが、紅葉の季節が素晴らしいよと
友人から聞かされていたので、九日の日曜日に訪ねてみました。
入園料600円です。 住居内の写真撮影はできません。
和風庭園が見渡せるように三間繋がった畳みの部屋へあがると、
日本画が描かれた大きな衝立がありました。
五味清吉「木花之佐久夜昆売」と題されたその絵には、桃色の桜の花と薄衣の女性がそこにいました。
他にも たくさんの書や絵が鴨井の部分?に飾られており、書や絵にも深い愛情を持たれていた方なんですね~(^^)
もちろん陶器などの展示室も この中にありましたよ。
私がいちばん素敵な造りだな~と感じたのは、「夢境庵」と名づけられた茶室です。
「一期一会」という掛け軸を見ながら 紅葉がキレイなこの季節に飲むお茶は
きっと心から温めてくれるものだったのだろうな~と思いましたね。
以下は↓ コンデジにて撮影
↑玄関からすると裏側に位置する部屋からしか見られない石庭が とても美しかったです。
室内からは撮れませんので、裏庭へ回って撮影しました。
右手のほうに、赤い毛氈がひかれた縁台?があり、魯山人は ここに腰掛けて考え事をしたのかな?なんて、そんなことを思いました(^^)
by kumico1214
| 2008-11-10 00:09
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